【Past Events】2008/10/30 三上クニトリオ 【Bamboo】
デューク・エリントン楽団等、トップクラスのビッグバンドで演奏している、 NY在住ピアニスト・三上クニ率いるトリオ登場
日時 : 10月30日(木)18:30 Open/19:30 Start 2回
料金 : 3500円(ドリンク別)
デューク・エリントン楽団、ライオネル・ハンプトン楽団、キャブ・キャロウェイ楽団等、トップクラスのビッグバンドで演奏している、
NY在住ピアニスト・三上クニ率いるトリオ登場。
三上クニの生演奏を日本で楽しめるのは年2回だけ。
三上クニの生演奏を日本で楽しめるのは年2回だけ。
エリントンを知り尽くした三上クニならではのアレンジで、エリントンやガーシュインの名曲を楽しんでください。
NYの香りたっぷり、静かに熱くスゥイングする大人のジャズです。

三上クニ(p)
佐藤忍(b)
山下暢彦(d)
<三上クニプロフィール>
1975年NYに渡り、バリー・ハリス最初の日本人生徒となる。
その成果を「ジャズ・ピアノ・NYスタイル教本」(全2冊)として出版。
1991年にライオネル・ハンプトン楽団に入団、ハンプトンの亡くなる2001年まで専属ピアニストを務める。
以後イリノイ・ジャケー楽団、キャブ・キャロウェイ楽団、そしてデューク・エリントン楽団と、トップクラスのビッグバンドで演奏し、全米及びヨーロッパ各国で公演。
1998年にはデューク・エリントン楽団のメンバーとして来日した。
また、NYの老舗ジャズクラブ・バードランドには、2006年まで8年間に渡りエリントン楽団メンバーとして毎週出演。
現在もNY在住、米国ジャズ人名辞典にも履歴が紹介されている。
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2007年10月18日(木)
三上クニ トリオ Live at BAMBOO
三上クニ(p)、高梨道生(bs)、長谷川明彦(ds)
それは、何気なくステージに集まり、何の衒いも緊張感もなく静かに始まった。
やさしいピアノは、バラードからエリントンメドレーへと移り、時折、色んなフレーズを挟みながら、密やかに進行した。
ボロディンのメロディーが聴こえたかと思うとガーシュインが顔をのぞかせ、日本の童謡が流れ出す、といった具合に、恐るべきアレンジメントが紡ぎ出される。B.バカラックの「クロース トゥ ユー」もロマンチックな表情を見せていたし。
アレンジが凄い、といっても、「ミスティ」を荒々しく弾くことは決してないし、原曲の面影を崩すような無粋なまねは一切ない。
つまり、粋なわけね、このトリオは。
「サマータイム」など、まるで久石譲が作ったンじゃないかと思わせる流麗なメロディーが流れ出し、目の前に世界のキタノブルーの画面が溢れ出す、といった具合。
粋といえば、プレイの間のMCも楽しく、まるで落語の枕でも語り出すような塩梅で、嫌味がなく、サラッとしているあたりが、また、雰囲気なのだった。
ところで、三上さんのしゃべり方が、BSiの「酒場放浪記」に出てくる吉田某とそっくり、と思うのは僕だけでしょうか...
ピアノ主導型ではなくベースもドラムスも対等の立場での演奏形態を目指しているように感じられて、それは、トリオというより、ひとつのユニットとしてバランシングさせているように思われた。
それ故に、どんなに小さな音でも、三位一体感を創出できるのだと思う。だから、相当過激なアレンジでも、聴く方としては、決して不協和音を感じさせないのだろう。そのあたりは、流石にD.エリントン楽団に長く在籍した経験からに他ならないだろう。
熱く静かなスイングもあるのですね。
BAMBOOの雰囲気が、N.Y.C.の「ボトムライン」に似ていると話していたけど、この店のステージがもう少し低かったら、「スイートベイジル」のカンジも出ているね。
そんな、N.Y.の情景が思い出されるほどに、素敵な演奏だった。